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zoom RSS 北朝鮮情勢…国譲り神話と似てなくもない

<<   作成日時 : 2018/05/03 00:07   >>

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古事記では、
●荒々しいスサノオの末裔の国である出雲では邪霊がさばえなす状態だったので、天津神が大国主命に「国譲り」を要請します。

●最初は使者(アメノホヒ命)を送りましたが、その使者が高位高官(利権?)を約束され、大国主命に仕えてしまいました(売国?)。

●次の使者(アメノワカヒコ命)も大国主命の娘をあてがわれ(ハニトラ?)、取り込まれます(売国?)。

●こうして無為に何年も経過した後、
武断派のタケミカヅチ命が遣わされ、武力を背景に交渉を行い、ついに大国主命は、自分を祀る宮を建てることを条件に、出雲国を天津神に譲ります。

●(なお、その少し前、跡継ぎを約束されていただろう長男の事代主命は国譲りを受け入れ、入水自殺します。次男の建御名方命は一戦を交えようとしますが、とても敵わず、諏訪まで逃げて二度と逆らわないことを条件に許されます。)



これを「天津神による侵略」と読むのは間違いです。戦後の人は教育で唯物史観を刷り込まれているので、そういう浅い読み方をしがちですが。。

大国主命はそれ以前に統治に悩んでおり、それは邪霊がさばえなす状態で上手く統治できていなかったからです。日本と外国の治安の良し悪しを比べれば、ピンときていただけると思います。

古事記では、大国主命の統治を「ウシハク」と表現しています。一方、天津神の子孫の統治には「シラス」という言葉を使っています。

この点は、明治憲法の起草者である井上毅が長年の研究で明確な違いを重視した点であり、日本神話や天皇制の最重要な点なのですが、「ウシハク」というのは「主人(ウシ)が履く(ハク)」が原義らしく、つまり豪族による人民の私物化のことです。典型例は、今の北朝鮮そのものです。
一方の「シラス」は、国民を大御宝として大切にし、最も弱い人々に寄り添うことを忘れないという統治のことです。今上陛下が被災者に寄り添われるのが「シラス」です。

天津神への国譲りと、その後の天孫降臨、さらに神武天皇の東征によって、日本は「シラス」の国になったというのが、古事記の骨格ストーリーです。

古事記が物語るのは、絶対平和や対話オンリーといった絵空事や綺麗事ではなく、いざとなったら武断も辞さないという尚武の精神が肝心だということです。


本題に入ります。
この数十年の北朝鮮で起こってきたことと似た流れであるのが興味深いです。(キム親子と大国主命を比較するのは、統治に誠実に悩んでいた大国主命に失礼ではありますが。。)

●北朝鮮では典型的なウシハク政治が行われてきたものの、それが限界に達し、統治を継続するには核保有でもせざるを得ない状態(さばえなす状態)。

●そこで、自由と民主主義のサイドから、「核保有をヤメろ」と強い要請。

●しかし、当初とられた「対話」路線は北朝鮮に手玉に取られて失敗。その間、高位高官の者が北朝鮮に利権やハニトラで籠絡されました。

●結局、四半世紀も無為な状態が続いたので、「武断(制裁・武力)」を背景にして対話を行うことで、初めて話が動き出したのが現段階です。

●(今後、トップが体制維持を条件に非核化の話が進む場合、お決まりのように、跳ねっ返り(建御名方)が出現する可能性。しかし、最後は非核化を実現する。)

国譲り神話は、現代の予言ではないかと思うくらいです。

対話オンリーでは、何も進まないどころか、逆に工作をかけられてしまいます。

さて、天津神を裏切ってハニトラに籠絡されたアメノワカヒコ命は、自ら放った矢で死亡しますが、これも予言として実現するのでしょうか。

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