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zoom RSS 国政(「小池新党叩き」から見える保守論壇の現状)

<<   作成日時 : 2017/10/06 20:17   >>

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【保守論壇の「安倍依存症」】
今の保守論壇は、安倍総理に依存し過ぎという感じがします。
安倍総理が保守の大スターであることに、異論はありません。しかし、安倍総理の言うことなら全て許容、安倍総理の敵は保守の敵という、「安倍依存症」は怖いです。

アイドルを応援する心境にどこか似ているのかも知れません。

【依存症を自覚しないと思考停止】
かく言う私もそうですが、その自分を冷静に分析しておく必要性は感じています。特定の政治リーダーへの依存症は、思考停止をもたらし、全体主義を生む土壌を作ってしまいます。

安倍総理は自己を律していて、自由と民主主義の価値を確信していると見受けられるので、全体主義に走る可能性は極めて低いですが。

しかし、ある思想傾向を持った人たちが思考停止に陥ると、身内だけで盛り上がって狭量になり、対立する思想傾向を持つ人たちに対して排撃的になると考えられます。

【小池新党叩き】
今の「保守による小池叩き」は、その症状の兆候ではないかと危惧します。また、「保守系民進叩き」も同様だろうと思います。

そもそも小池さんの今回の行動は、都知事になった当時から予測できたことではないでしょうか。http://s.webry.info/sp/66575033.at.webry.info/201611/article_2.html


【育てる気はないのか?!】
もう少し長いスパンで構え、「彼ら(新保守勢力)を育てる」くらいの度量があった方が、この国はもっと良くなるのではないでしょうか。

似通った思想を持つ人たちにさえ、攻撃の矛を向けるのは、自ら選択肢を狭めて未来を閉ざす行為ではないかと思います。

旧民主党政権は、国家の基盤たる安全保障への考え方があまりに乖離した人たちの集まりだったので、育てるわけにはいきませんでしたが、小池新党は、その反省の上に立っています。だから、保守にとっては彼らを育てるのが得策です。

おそらく政治家になる志を立てた時は、彼らは保守だったのでしょう。しかし、左派と一緒の政党にいるうちに、最初の志が薄れてしまったんだと思います。
ならば、やり直せばいいんじゃないでしょうか。誰でも人生やり直せるんですから。

ただし、選挙後の動きは監視する必要はあります。当選するための方便で、受かったら元の鞘に戻る可能性はゼロではありません。それが見えない限り、私は彼らに投票する気にはなれませんが。。。
しかし、それと彼らを敵視し、全否定するのとは別の話です。注視・監視と敵視では、相手に与える心理効果は違うと思います。

敵視されれば、彼らは今の保守を敵視するところから始めるでしょう。それがもたらす事態は、保守が未来の日本の選択肢を自ら狭めるという状態を作ってしまうということです。

安倍さんしか見えていない保守は、未来の自民党政権を担うべき自民党の二回生以下があまり優秀ではないという悲しい事実を見落としているのではないかと思います。それが見えれば、新しい保守を育てる必要性を少しは分かっていただけるのではないかと思います。

「言論を統制すべき」と騒いでいた恐ろしい議員すらいます。自由と民主主義の否定です。守るべきものが分かっていません。

【「太郎叩き」の前科】
「小池新党叩き」と似たようなことは、先の内閣改造でもありました。「太郎叩き」です。父親が親中親韓だから親中親韓だろうと大騒ぎしていましたが、中韓にピシャリと言った途端、手の平を返して大絶賛でした。
親と同じ思想を子が引き継ぐなんていつの時代だ?と、あまりの浅薄な太郎評に呆れていました。石原慎太郎・伸晃親子を見ても、思想傾向はまるで違います。

このブログでは、過去記事(http://s.webry.info/sp/66575033.at.webry.info/201708/article_3.html)で、産経記事からの知識ですが、河野大臣は全く大丈夫であることを指摘しておきました。
印象だけで見るのは浅薄であり、重要な点で判断を誤ります。

【「9条加憲」賛同の前科】
「小池新党叩き」と似た現象をもう一つ。
安倍さんが「9条加憲」を言い出したとき、多くの保守がそれに賛同してしまいました。

自衛隊の交戦権を縛ったままでいいのかという議論は封殺されてしまいました。
また、国際的には殆ど軍隊と考えられている組織を民主的コントロールの下に置かなくていいのか、という議論も殆ど行われませんでした。

そういう議論をしたのは、石破氏と数人の議員だけじゃないでしょうか。(注 石破氏の肩を持つわけではありません。)

憲法は「国のかたち」を決めるものです。
自由と民主主義を基盤に置いた我が国の統治の在り方からして、加憲案は、あまりにも問題があると、私は考えます。しかし、保守はそうした議論を封印してしまいました。

これも、「安倍さんの言うことは全て正しい」という思考停止の一形態に過ぎないと思います。つまり、「安倍依存症」です。

【このままじゃ、「保守」は始まる前から終わっている】
今回の総選挙の結果を予測するに、保守勢力は国会の8割になるでしょう。
これから「保守の時代」が始まるというのに、始まる前から終わっているんではないかと思います。

最近の保守を見ていると、なんとなく、既に左派と同じような状態になってしまっているんではないかと危惧します。





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