天野統康という一.五流評論家

動画で講演がかなり出回っていますが、天野統康氏というファイナンシャル・プランナーが、「世界を騙し続けた経済学原論」と「世界を騙し続けた政治学原論」という陰謀論の本を出しています。

この人の経済理論は、「円の支配者」という本を書いたヴェルナーという人の経済理論に基づいています。
経済を「実体経済」と「金融経済」を分け、日銀による金融緩和は株式とか不動産投資などの「金融経済」にしか影響を与えず、我々の生活に直接関係のある「実体経済」には影響が及ばないとしています。金融緩和をしても物価が上がらない理由は「実体経済」に影響が出ないからだとしています。

一方、1990年代以降の日本以外の国の「実体経済」の成長の理由は金融緩和のおかげだとしています。

思い切り矛盾しています。頭大丈夫でしょうか?

また、影の支配者(国際金融)は超格差を生もうとしているとしていますが、自由と民主主義の国では福祉が充実し、中流層が厚くなったというプラス面、さらに、それ以上に様々な自由を謳歌しているというプラス面には触れていません。

資本主義、自由と民主主義の国は西欧や北欧、アメリカ、日本の先進国ですが、私は次生まれるときも、先進国に生まれたいと思います。

以前の記事でも書きましたが、影の支配者たちは、善悪の両面を持っています。
天野氏の読みは面白いですし、多くの部分で当たっていると思いますが、まだまだとても浅いなと思います。

この記事へのコメント

けろりん
2019年04月13日 10:01
七流ブロガーさんは、どこまで天皇制をご存知?
通りすがりのもの
2019年07月16日 15:20
結局、天野の主張が正しいことが証明された様だ。
各国のGDPの成長度合いを比較した場合、日本は先進国の中では全く伸びていないことはあらゆるデータが証明している。
そして金融経済と実体経済の乖離により日本のデフレ状態が続いているという主張は今年になってMMTが脚光を帯びることにより三橋、中野といった論客が論理的に証明している。

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