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zoom RSS 9条改憲について(戦前戦後史)

<<   作成日時 : 2018/02/28 01:34   >>

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9条は、
●GHQの押し付けという側面
が強調されますが、仮にこれだけが9条が成り立っている理由ならば、主権回復を成し遂げた1952年以降に改憲できたはずです。

1930年代以降の日本は、満洲事変を範にした軍の暴走が激しく、ついに亡国に至ったという点を下敷きにする必要があると思います。

私は自他ともに認める「保守」ですが、軍部を美化する一部の保守の言説には甚だしい違和感と少なからぬ嫌悪感を覚えるものです。

(注)「大東亜戦争」という呼称にも違和感を覚えます。なぜなら、それは官邸内のコミンテルン工作員(尾崎秀実)が日本を長期戦争に放り込むために作った「大東亜共栄圏」思想(←「アジア赤化戦略」が下敷き)を意図した用語だからです。売国と謀略の匂いがする用語です。まだ「太平洋戦争」の方がマシです。
なぜ一部の保守が「大東亜戦争」という語を敢えて使いたがるのか不思議でなりません。困ったことに彼らは、戦前の総括が出来ていないのではないでしょうか。

軍部の正体は、端的に言えば共産思想かぶれだということが明かされつつあります。それゆえに、自由と民主主義を抑圧し、畏れ多くも天皇を騙して利用して平気だったのでした。

私は、戦前良識派と言うべき田中未知太郎氏らの「満洲事変以降の軍部への嫌悪感」「戦後左翼と彼らは同じ」という考えに強く共鳴するものです。
言葉を換えれば、戦後左翼への嫌悪感と同じ感情を戦前の軍部に感じます。

こうした軍部の悪行への反作用という構図で見ないと、9条の戦後史を見誤るでしょう。

私は「9条は今や時代にそぐわなくなっている」という立場ですが、国のかたちを決める憲法を議論するならば、きちんと歴史的な視点を持って、「当時は必要だったが、今は当時とは状況が変わり、時代にそぐわない、9条では国民を守れない」、「9条を改正するが、軍部が復活しないように制約を設ける」といった議論が必要なのではないかと感じています。

それが、軍部によって未来を奪われた兵隊さんたち、戦友への思いを胸に必死に戦後の繁栄を作ってくれた先人たちへの誠実な対応だと思います。

以下、9条護持を成り立たせてきた戦後の構図を俯瞰してみたいと思います。

●【国民】戦争を体験した世代の多くの国民が「戦争はこりごり」「軍国主義への嫌悪感」。

〜軍部は東側政権と同じで、自由と民主主義を抑圧し、人命を軽んじた。戦前日本は共産国家的。

〜ただ、国民のこの潜在的な反戦感情を戦後サヨクが利用して利権化(票、新聞販売、視聴率、大学人事)。なお、戦争体験者の山本七平氏らによれば、サヨクの絶対平和を叫ぶ心理と、統帥権の神聖性を叫ぶ心理は全く同じ。

〜現行憲法では、仮に軍を置いても、9条以外の統治機構の規定により軍は独立した権力となり得ず、政府の統制下に置かれるので、戦前を繰り返すことはまず考え難い。(ただし、政府の統制下にあることを確認的に規定することは検討に値する。)


●【政権】吉田茂首相も軍部を嫌い、その復活を警戒。池田勇人、佐藤栄作は吉田茂氏の弟子。
それゆえ、旧軍幹部が存命中に、少しでも、軍部の復活の引き金を引くおそれがある政治判断には極めて慎重だった可能性。

〜吉田氏は戦中、水面下で反戦活動。ヨハンセン・グループの核として軍部からマークされる。ヨハンセンは「吉田反戦」の隠語。

〜満洲事変の直前までは幣原外交(国際協調)だったが、それを石原莞爾(関東軍作戦担当参謀)が満洲事変でぶち壊し、軍部内の共産かぶれがそれを範にしてシナ戦線を拡大し続けたのが、泥沼の戦争の入り口。
昭和天皇は、「満洲なんて張学良にくれてやれ」とおっしゃっていた(昭和天皇独白録)。

〜更に官邸内の尾崎秀実(コミンテルン工作員)が日中戦争→南進→太平洋戦争へと拡大していった。近衛上奏文に目を通していた吉田茂は、この流れを理解していた。
昭和天皇は、売国奴を決して許しておられず、A級戦犯が合祀されて以降、靖国に親拝されなかった(富田メモ)。

〜つまり、発端となった満洲事変を除けば、サヨクのお仲間たちが長期戦争の原因。

〜憲法上は、明治憲法の欠陥で、諸権力(内閣、議会、裁判所、軍部等)が乱立し、軍部は天皇の統帥大権に直結すると解せるがゆえに、政府が軍部を統制できなかった。石原莞爾はこれを明確に意識しており、彼によって気付かされた軍部共産かぶれがこれを踏襲した(奸臣による天皇利用)。

(注)石原莞爾は戦略の天才と思われているが、「満洲」がもたらす災禍を見抜けない戦略家は相当なボンクラ。日蓮信仰の影響か、思い込みの激しさは人後に落ちず。

〜現行憲法では、統帥大権はなく、議院内閣制の下、仮に軍を置いても、軍が独立権力という紛れは生じない。


●【財政】9条を口実とした日米安保によって、国防費が節約できたおかげで、経済成長と福祉充実を同時実現。

〜戦前は歳出の3割以上が軍事費で徴兵が失業対策というおかしな構造。戦後は社会保障費が歳出の3割以上。中選挙区制の下、現実的な自民党内のリベラル勢力(=欧州の左翼に相当)が福祉予算を確保してきた。

〜日米安保は、累次の日米防衛ガイドライン改定で、有事では、まず自衛隊が防衛した上で、米軍はどうするかを見極めるという内容に変質している。

〜侵略されてからでは福祉も意味をなさないことに真剣に向き合うべき時代。


●【シナ】【北朝鮮】日本の再軍備を極度に警戒。日本のサヨクとつるみ、9条や国防を議論させない。

〜戦時中、日本軍はシナ軍に連戦連勝。そもそも日清戦争からシナの凋落は加速した。シナにとって日本軍はトラウマ。朝鮮に至っては日本軍と正面からぶつかったことがない。

〜戦後、社会党左派とシナ共産党は水面下で通じていたし、日本共産党から追い出された朝鮮人の共産主義者が社会党に潜り込んだ。社会党や一部の労組は、拉致という反人権犯罪に加担した疑惑が消えない。

〜また、やはり反人権的なテロリストの新左翼は北朝鮮とつながっている(よど号事件の犯人が典型例)。山本七平氏は、戦前の軍隊と連合赤軍は同根であると指摘。日本のサヨクとは何なのか⁈

〜現在、そのサヨクも衰微が著しく、その支持層は「国家観」なき全共闘世代であるし、日本の国益を視野に入れていない疑惑が囁かれる状態。

〜なによりも、シナと北朝鮮の脅威が現実的なものとなっており、有事において国民をどう守るかは極めて重要な課題と変化している。


●【米国】米国内にも、日本が再び軍事大国になることへの警戒感。冷戦下で下火になるが、1970年代以降(米中接近)に再燃。9条は日本弱体化のために必要とされた。

〜GHQは強い日本軍を復活させたくなかったが、朝鮮戦争で方針を転換。しかし、軍部を嫌悪する吉田茂が復活させなかった。それゆえ、独立後も憲法を変えなかった。

〜吉田茂氏の判断はこの時点では正しかったが、このため、日本人は「独立自尊」の精神を喪失してしまった。
参院の憲法審査会での松川るい議員(自民党)による憲法前文批判は必見。松川議員は、憲法を国のかたちを決めるものという正しい認識をしており、独立自尊の精神の大切さを訴えている。まるで気高き明治人のよう。

〜1970年代にアメリカのニクソン政権(共和党)が日米vs中ソを打診するも日本は非核三原則で拒否し、中ソ対立を利用し、米中接近。この流れで、シナからの要請で日本弱体化が再燃。

〜また、この時期の米国内では、経済大国(世界二位)になった日本が自ら国を守らないのはおかしいという議論が台頭。
振り返ると、この時代が9条と向き合う潮時だった感があるが、日本は何もせず、田中角栄が拝金主義の風潮を固定化。

〜レーガン政権(共和党)でも日本への接近があったが、中曽根総理はリベサヨからタカ派のレッテルを貼られて身動きが取れなくなる。

〜冷戦後、シナ(上海閥)とべったりのビル・クリントン政権(民主党)は日本を敵視し、日本弱体化の路線。

〜シナの挑発が激しくなったオバマ政権(民主党)の途中から日本の再評価に至り、トランプ政権(共和党)は日本に米国と協調しての役割拡大を期待。

〜将来、米国が今より衰退した時、日本はどうやって国防するのか。また、国防を握られている中、衰退から来る錯乱や嫉妬に日本は振り回されるのではないか。



以上見てきたように、もはや9条という特異な条文を護持する意味はないどころか、むしろ国防力のない国が狙われますから、シナや北朝鮮による国難リスクから国民を守る足枷になっていると考えざるを得ない状況です。

言い方を変えれば、特異な憲法条文を必要とした特殊な時代が終わったのですから、大変な時代を生きた先人たちに感謝しつつ、普通になればいいのだと思います。

後の世に「(9条を必要とする)そういう特殊な時代があったんだ」というトリビアになることを期待します。

私に言わせれば、9条とは、軍部の共産シンパが自由と民主主義を奪い、戦線を意図的に拡大させたことの反作用に過ぎないと思います。その悪が酷く、また後世の捏造史観が酷かったので、反作用が長続きしただけです。

全共闘世代(代表は鳩山)は、拝金主義のバブルに浮かれ、その後の失われた20年に何の知恵も発揮せず、日本にとっていいことを殆どしていないのですから、せめて、後の世代が日本を守る邪魔だけはしないでほしいです。

また、この世代ではないのに、希望や民進にいる官僚出身の議員が、国家観も政策も置き去りの憲法議論(法匪レベル)を繰り広げるのは、本当にみっともないのでよしてほしいです。

希望はついに支持率0%。彼らはどの民意を代弁しているのでしょうか。民進も1%です。彼らの議論は民意と関係なく、自己顕示欲を満たすネタに過ぎないのです。民主主義を理解できないようです。

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