大祓の国

アクセスカウンタ

zoom RSS 北朝鮮情勢D(チャイナにびびっている?それとも日本の国会対策?)

<<   作成日時 : 2017/11/16 23:18   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

abema TVで北朝鮮取材を流していました。
(興味のある方は、「北朝鮮 abema」で動画を検索するとヒットします。)

取材自体は、先方が決めた行程(10月24日から1週間)に沿った案内付きの取材です。つまり、北朝鮮が見せたいところを案内する取材であり、当局のメッセージが背景にあると考えるのが妥当だと思います。

平壌でスーパーに物が豊富にあることを写していましたが、すかさず上念司氏が「経済制裁が効いていないという(偏向)メッセージを送っている」「しかし、平壌自体が特権階級しか住めない都市」「平壌にこれだけ物資を集めたということは農村部はヤバい」と鋭く指摘していました。

記者(テレ朝)は「飛び込みで撮った」と反論していましたが、富裕層が住んでいるエリアを通れば、飛び込みと言っても物が豊富にあるのは当然です。

一方、上念氏が指摘するように農村部では、悲惨な状況でしょう。平壌でも富裕層エリアでないところは、そんなに物資があるとは思えません。しかし、そういうエリアへは記者を連れて行かないのでしょう。

そして、この記者のように、「北朝鮮は物が豊かになりつつある」と本気で信じてしまいます。トラップ手法に、まんまと引っかかったのです。この記者(テレ朝の在日コリアン記者)は、元々北朝鮮にシンパシーがあったのでしょう。

同番組では殆どスルーでしたが、北朝鮮側が組んだ取材行程に、敗戦直後に亡くなった日本人の遺骨を丁寧に移している現場を入れています。建築工事で移さざるを得なくなったが、医師も入って丁寧にやっているところを撮らせています。
遺骨のニュースは日テレでもやっていました。

(注)敗戦直後の朝鮮半島では、手の平を返したコリアンによって残虐な仕打ちに合い、帰国できずに多くの日本人が亡くなりました。GHQのプレスコードで規制されて報道されませんでしたが、日本でもコリアンによって酷い仕打ちを受けました。遺骨を機にその歴史に光を当てるのがよいかも知れません。


さて、この番組を見て思ったのは、背景にある北朝鮮当局の意図は何かということです。


【可能性1(宥和)】
確信は持てませんが、北朝鮮は日本に宥和シグナルを出しているのかも知れません。敵はアメリカなのであって日本ではない、と。

しかし、そうだとすれば、日本もなめられたもんです。今に始まったことじゃありませんが。

散々、日本海にミサイル撃ち込み、さらに日本の上空だけを跨ぐミサイルを撃っておいて、「宥和してやる」はないでしょう。日本には、発言力のある「お花畑」があまりにも多いのが、なめられる理由です。

さらに言えば、(上念司氏も言ってましたが)未だに拉致被害者を返していないのです。主権侵害も甚だしい。

北朝鮮がこうしたメッセージを送るのは、隣で習近平独裁の国家が誕生してチビってしまったのと関係あるかも知れません。キムは、先を見通さずに、これまで習近平の顔にベタベタと泥を塗っていましたから、ヤバいどころじゃないピンチです。

キム体制は、それまでは江沢民派(この前までチャイナ7のうち3人)に守られてきましたが、党大会後、その江沢民派はチャイナ7の中でたった1人、しかも習近平にも靡くと見られるような人物のみになり、明らかに没落しました。

つまり、チャイナの政権内に北朝鮮攻撃や制裁にブレーキをかける力学は働かなくなります。そして、チャイナの独裁者はキムを沈めたがっている執念深い人物です。
チャイナの政治家が執念深いのは、重耳(史記)や臥薪嘗胆(史記)を見れば明らかです。水に流すということはありません。


コリアンは、北も南も浅はかなのは同じで、キムは、結局せっせと自分の墓穴を掘っていたわけです。そして、今ごろになって足元に掘った大きな穴に気づいて焦り出したのでしょう。

それゆえ慌てて、国際的な「孤立」を緩和すべく周辺国との「宥和」を演出する必要があったのかも知れません。

ただ、取材までの展開があまりにも早いので、これは難がありそうです。チャイナ7の全容がはっきりしたのは、取材の初日(10月24日より後の)10月26日です。


【可能性2(罠)】
「宥和」でないとすれば、「トラップ」です。

年明けからあまりにもミサイルを発射し過ぎたので、総選挙の期間中に、日本国内にいる北朝鮮シンパから、
○それじゃ、北朝鮮の肩を持つ言論は展開できない
○改憲や国防強化が加速してしまう
とご注進があったのかも知れません。

北朝鮮シンパの代表格と思しき左派ですら、さすがに選挙期間中は一応、北朝鮮を批判していましたから。いや、せざるを得ないほど国民は北朝鮮への警戒を強めていましたから。。。
選挙戦を通じ、これまでと違い、保守の言論に太刀打ちできる空気ではないことを議員は敏感に感じ取ったことでしょう。向こう側の立場からは、かなり危機的な状況です。


北朝鮮側としては、このあたりで対日外交をクールダウンが必要と判断したのではないかと、勝手に推察します。この場合、取材させた意図は、「ソフトイメージ作り」だろうと思われます。遺骨を丁寧に扱ったり、平壌の一般市民の生活を見せるのは、前者は意外性を伴った(偽の)宥和メッセージ、後者は情弱へ誘導しようとするのだと思います。

(注)もしかすると、遺骨を返してもらうべく北朝鮮と交渉すべきではないかと国会で質問させる気かも知れません。拉致被害者は返す気はないが、遺骨なら交渉材料として適当という判断があったのではないかと。。日本の単独交渉は、チャイナ文明圏が外交戦略の基本に置く「日米離間策」という「トラップ」でしょう。


取材招待の目的は、言葉を換えれば、
○日本国民を油断させて、北朝鮮の国内外での脅威に対して有効な対策を取らせないこと
だろうと思います。国会とメディアで、北朝鮮危機と無関係な「もりかけ」ばかりやっていたのと全く同じ目的です。
北朝鮮一味の対日工作の基本方針は変わっていないと考えておいた方がよいと思います。


上述の二つの可能性だけを比較すると、可能性2(罠)の方が、可能性1(宥和)よりもしっくりきます。
なぜなら、人権を侵害され続けている拉致被害者が返還される気配はありませんし、工作員が帰国するという兆しも全くありません。
つまり、「宥和」の具体策が皆無です。

ただ、節度を知らない浅はかな知恵しか持ち合わせないコリアンですから、大きな見落としがあります。
既に日本の国内世論は、後戻りできない状態になっていると思います。
いかに「ソフトイメージ」を無理やり演出してみたところで、北朝鮮が核兵器とミサイルを持っているという事実はなんら変わりませんし、一時期頻繁にミサイルを発射したことは、日本国民は今後10年は忘れないでしょう。


したがって、今後、日本は「北朝鮮の脅威」をキーワードに、
○現実的な安全保障政策
(例えば、ミサイル防衛網の拡充、日米同盟の深化、敵基地攻撃、在外邦人の保護、テロ対策)
○憲法改正
(例えば、基本的人権を守り抜くための自衛権を前提とした規定整理)
を議論できる流れが形成されるでしょう。
その時、国会とメディアの左派がどういう動きをするのかを静観したいと思います。


【北朝鮮の今後(やっかみで間もなく滅ぶ)】
硬いものは脆いです。「限界」に達すると、一気に崩壊するでしょう。

なお、「限界」というのは朝鮮の場合、「国民の限界」ではありません。元々、李氏朝鮮の時代から国民は全くパワーを持っていません。

「限界」とは、「エリート層(両班)の限界」です。
チャン・ソンテクの粛清以来、日常的に強い緊張下に置かれているのが今の北朝鮮の体制です。いつ粛清されるか分からない、一寸先は闇です。独裁者が若いということは、まだまだ何十年もこの強い抑圧状態が続くということです。

そして、国際的な制裁によってファミリー以外は失うものしかありません。経済のパイは縮小せざるを得ません。それはエリート層の分け前が減ることを意味します。

つまり、いくら忠誠を尽くしても分け前が減る中では、自分より少しでも分け前の減り方が少ない、又は分け前が増えた他の幹部への「やっかみ」は激しくなります。特にコリアンは北も南もネガ思考が激しい民族です。

そうなると、まず起こるのが「讒言合戦」だろうと思われます。讒言は李氏朝鮮からのコリア政治の伝統です。

⑴不世出の将軍様は日々讒言を聞かされて発狂してしまい、讒言した者をまとめて粛清するんじゃないでしょうか。
そうなると、元々の不満が渦巻く中ですから一気に不安定化するでしょう。

⑵あるいは、将軍様が断首作戦を怖がって国外に逃亡しているとすれば、讒言を処理できないまま不満が増幅して、やがて不満の対象は将軍様本人に向かい、鬼の居ぬ間に不満分子が結合するかも知れません。
そうなるとクーデターです。因果応報からすれば、パククネを倒したのと同じように倒されるかも知れません。ブーメランが得意な民族ですから。

⑶あるいは、国外の将軍様に情報をつなぐ者が宦官のように権勢を振るうようになってしまうかも知れません。こうなると二重権力です。
「白頭山の血統」と言ったところで、自ら作ってしまった国家的危機を前に逃亡するような将軍様の求心力は急速に失われていきますから、お互い相手を殲滅するまで権力闘争が激しくなるかも知れません。



「アメリカ相手に天才だろ」と有頂天になっているうちに、足元のグラグラが止まらなくなるのがオチではないかと思います。独楽と同じで止まるとコケる運命でしたが、利益を得るのはキム・ファミリーだけで、自分たちは失うばかりのカラクリに嫌気を差すエリート層が増えるにつれ、独楽が回っていても壊れる可能性が高いです。

その後は、どんな状況が待っているのでしょうか。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
北朝鮮情勢D(チャイナにびびっている?それとも日本の国会対策?) 大祓の国/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる