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zoom RSS 教育(「天皇制」について)

<<   作成日時 : 2017/06/05 22:01   >>

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【皇位継承の伝統】

男系(父系)継承は、一度の例外もなく伝えられてきた我が国の伝統です。

この問題、「例外なき男系継承」や、「女性天皇」と「女系天皇」の違いについて殆どの国民が教わっておらず、「天皇制」の根幹である超重要な問題について無知な状態に置かれてきました。

(注)「天皇制」は左翼語ですが、「君主制」とも「共和制」とも違うという、日本の国柄を示すに適切な語なので、そのまま使います。


数年前の自分を考えれば、「女性天皇」と「女系天皇」の違いがあまり理解できていませんでしたが、意味が分かると超重大事だと、顔が蒼ざめます。
今、ブログを書く際に、「女性天皇」と「女系天皇」の違いを一々断る必要を感じます。(過去のブログで書いたので、ここでは重ねては書きません。)


【何物にも代え難い天皇制の価値】

親が亡くなっただけで、「亡くなって初めて知る親の恩」ですが、「天皇制」は千代に八千代に絶対に失ってはいけないです。

しかし、学校の日本史の教育では、「天皇制」について殆ど教えていません。日本の成り立ち・国柄の根幹とも言える「天皇制」について何も教えていないのは極めて由々しきことです。

日本は、「天皇制」だったから、律令制導入や明治維新という大改革が可能となり、また、国際的な地位も高いわけです。もし、「天皇制」がなければ、幕末維新の大改革は不可能でしたし、それまでの文化と異なる西洋文明を採用するのは極めて抵抗があったでしょう。また、エリザベス女王が日本の元首を特別扱いすることも、フォード大統領が日本の国家元首の前では右手と右足が一緒に出てしまうということもないでしょう。

チャイナでは、近代化に違和感を抱いたまま、変化に抵抗し、清末のアヘン戦争以降、超大国から弱小国に転落しました。そして、国体を変えるのに文化大革命という何千万人もの犠牲者が出るような大変革を必要としたわけです。

国内では山本七平氏をはじめとする識者、海外でもベン・シロニー氏らの識者も、日本の近代化は天皇制があったから成し得たと洞察しています。

ならば、反日勢力が日本を滅ぼそうとすれば、天皇制をなくせばいいと気づくでしょう。


【教育の不作為】

しかし、「天皇制」を考察するには様々な知見が必要であるにも関わらず、戦後の我々一般国民は、「天皇制」について、あまりに知識が乏しい状態に置かれています。
例えば、「女系継承」がいかに驚天動地で、開闢以来未だ嘗てない暴論であるか知らされていないし、その判断材料も持ち合わせていないわけです。

(注)加えて言えば、野田佳彦氏や田原総一朗氏の「女系継承」の主張は、突き詰めれば、女子差別撤廃委員会でのチャイナ委員の主張と同じです。彼らの主張の根幹は「男女平等に反する」という主張です。


【戦前の皇国史観等の反動】

戦前の左翼的な軍国主義の下では、皇国史観教育や国体宣揚、(軍人を育てるかのような)修身教育が行われました。
これらは、それ以前の明治精神が息づいていた教育勅語や(偉人の伝記を学ぶ)修身教育とは性格を異にしています。

一言で言えば、戦前の皇国史観などは、「個人の思想信条に国家が介入しない」という、近代国家としての節度が感じられず、個人的には嫌悪感すら感じます。
共産主義のような一種のイデオロギー政治です。

戦後は、その反動のためか、あまりに「天皇制」から離れ過ぎでした。歴史学の大学者が「神武天皇はいなかった」と、非存在を証明しないまま主張するわけです。

そうであるにしろ、「天皇制」は日本国の根幹であるわけですから、戦後のどこかの時点で、きちんとした情報を国民に提供する必要があったと考えます。
こうした「天皇制」や「安全保障」という国家の根幹が言論空間でタブーのごとく扱われてきた不思議を考えるにつけ、戦後の保守政治家は、政権運営のテクニック中心で、国家の根幹を蔑ろにしてきたことが浮かび上がってきます。

国家観を持った安倍政権の今、この問題が持ち上がっているのは、日本にとって幸運なことです。


【教育に追加すべき内容】
では、教育でどのように教えるべきなのでしょうか。

まず、戦前のような皇国史観や国体宣揚は絶対にいけません。あれは気持ちの悪いものです。

今不足している情報は、
@神武天皇が初代天皇であると伝承されている点
(注)ある調べでは、初代天皇を知っていた高校生は1割に過ぎなかったそうです。

A男系継承以外に先例はないという点
です。


@は、「初代天皇が神武天皇であるという伝承が「古事記」や「日本書紀」に記されている」旨を記載すればいいだけでしょう。「初代天皇=神武天皇」ということは少なくとも過去の日本人の共通知識だったわけですから、それを書くだけです。
「古事記」にしろ、「日本書紀」にしろ、北畠親房の「神皇正統記」にしろ、徳川光圀の「大日本史」にしろ、全てその前提で書かれているわけですから、「初代天皇=神武天皇」の伝承を教えない方がおかしいです。

Aについては、平安時代の藤原氏の全盛期のあたりで、藤原氏の権力の源泉が天皇の外戚であったことを教えるわけですから、その下りで、

「藤原氏は娘を天皇に嫁がせ、その子を天皇にして権勢をほしいままにしたが、自らの息子と天皇の娘の間に産まれた子を天皇にすることは一度もなかった。
これは、皇位継承は男系継承を根本原理にしたためと考えられており、皇位継承は男系継承で一貫している。なお、8人(10代)の女性天皇が即位しているが、全て男系継承(父が天皇)である。」

といった趣旨の記載にすればいいのではないかと思います。

何百年の長きにわたって権勢を誇った藤原氏ですら、「男系継承」の矩は決して越えなかったというのは事実ですし、また、その後も現代に至るまで「男系継承」は一貫していますので、そのことを書くだけです。

皇室典範は、国民主権の下、立法府が決めるものです。
このため、「天皇制」という国家の根幹について、立法府で自らの代理者として議論する国会議員を選ぶ国民が正しい基礎知識を持てるようにすることは、民主主義の国家における政府の責務であろうと思います。

ポイントは、
◯「事実」を書くだけ
という点です。

取り立てて力んで、皇国史観を教え込んだり、国体宣揚をするのは、絶対NGです。
左も右も関係のない「事実」を教えるのみです。


【起こり得る反応】
なぜこのタイミングで教えるか、
教育内容に追加すること自体に意図がないのか、
という点は、リベサヨとの間で大いに争点になるでしょう。

◯まずこれまで教えてこなかったのが、怠慢であり、不作為なわけです。
その結果、「女系継承」なる開闢以来の暴論が平気で言える異常な環境にあるわけです。

◯強いて言えば、
・「皇継問題」がある中、「国民主権」の下で天皇制の存続を考えるための基本情報を国民に提供するのは、政府の責務である
ということは言えるかも知れません。
そういう意味では、政府は、これまでの皇位継承についての情報を一般国民にもHPなどで提供するのが望ましいでしょう。

テクニック的には、有識者会議で皇位継承の先例について触れ、国民への情報提供の必要性を述べ、教育やHPでの情報提供を提言するという流れが自然だろうと思います。

◯上記を打ち出すに当たっては、
・戦前の皇国史観や国体宣揚、軍人を育てる修身教育(=明治期の修身教育とは全く違う)が、国民の思想信条に国家が介入するもので、誤りであったこと
を政府が総括すべきでしょう。

リベサヨの幼稚なプロパカンダにやられないためにも。

それに、そもそも日本は、GHQによる戦前総括しかなく、自らの手による自主総括を未だしていないのはおかしなことです。
少なくとも、自民党は戦前を総括すべきではないかと思います。稲田朋美氏のように「戦後のGHQが悪かった」史観の勉強会をするのは知恵のあるやり方とは思えません。占領軍は自国の国益に基づいて占領政策を判断するものですから。。その割には、プラスの方が圧倒的に多かったのが、GHQの占領政策だと思います。

一方、「自主憲法」をモットーとしている政党が、現行憲法はアメリカ産だと批判しつつ、日本産としての唯一の例である明治憲法下で起こった重大事である戦争の総括をしないのは、おかしいです。
戦争について総括するのは、あまりにも大事業で骨が折れるのは分かりますが、少なくとも、当時の政府が国民の思想信条に介入しようとしたことは批判すべきであろうと思います。


上記以外には思いつきません。たしか20年弱前に、国旗国歌法が制定された時も、「これまで定めてこなかったから定める」といったシンプルな感じだったのではなかったかと。。

逆に、ある程度この問題が騒がれるのは、これまで習ってこなかった世代への教育効果がありますから、いいことです。
一般の日本人は、情報さえ正しく提供されれば、良識が働く賢明な国民ですから、変に技巧に走るより、本筋論のみでいいように思えます。

むしろ「『天皇制』の問題で騒ぐ人たち」を炙り出せばいいと思います。一連の法律で騒いでいた人たちと同じでしょうから。。。

通信傍受法や特的秘密保護法、安保法制、テロ等準備罪で騒ぎ、安倍政権をディスる彼らが一体何者なのかが、一般国民にも分かりやすくなると思います。
多くの国民は薄々は気づいているでしょうが、こと「天皇制」の話となると、国民は真摯かつ謙虚ですから、「彼らが何者か」がほぼ確信に変わるのではないかと思います。

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